OTC薬(市販薬)であるロキソニンシリーズの違いについて④最終回
皆さんこんばんは!若手現役薬剤師、でぃーまと申します!
薬剤師としての個人的な考えに基づき(ここは重要です)つらつらと書いてきたいと思います。
↓是非①~③を読んでからでお願いします。
今回はロキソニンSシリーズの最終回としてまとめをしていきたいと思います。
一つ一つの詳しい内容に関しては、前の記事を見ていただけるとわかると思います!
・ロキソニンS→医療用と同成分の痛み止め、市販薬では最も効果が高い内服の痛み止めといえる。
・ロキソニンSプラス→ロキソニンSに制酸剤を追加して、気持ち程度胃にやさしい。少しでも胃の負担を減らしたいなら選んでもいいかも。(病院でもらう胃薬とは別物)
・ロキソニンSプレミアム→ロキソニンSに鎮静薬・制酸剤・カフェインを加えたもの。上記二つよりも効果が高い可能性がある。(眠気がでることがあり、また1回2錠のため2倍近い価格になる。)
簡単にまとめるとこんな感じになります。
圧倒的にロキソニンS(ロキソプロフェン)が一番お勧めです。
お近くの薬局やドラッグストアに他メーカーのロキソプロフェンがありましたら、おそらく安いのでそちらがおすすめです!
そして大事なところを話しておきますが、ロキソニンS(ロキソプロフェン)は第1類医薬品です。これは最近ドラッグストアに増えている登録販売者では販売できず、薬剤師からしか購入できません!!
そして1類医薬品は購入にあたり、原則として薬剤師からの文書による情報提供が義務となっており、説明が必要です。
原則というのは、たとえば前にロキソニンSを購入したことがあり、以前に説明を受け十分理解している場合に『前にも聞いており説明は必要ない』とお客様から申し出があった場合は省くことができます。
あとロキソニンをお勧めできない方もいるので、何か気になることがある場合は薬剤師に相談してください!!
いかがでしたでしょうか??
薬剤師目線でロキソニンSシリーズの比較について話していきましたが、参考になったでしょうか?
次回は最後に話した流れで、市販薬の区分(第1類医薬品等)のざっくりした違いと、お客様より質問が多い内容について話していきたいと思います!!
では!!!